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禁煙後の体の変化について

2020年01月29日
灰皿とタバコ

禁煙をするということはすなわち、喫煙をしていなかった時の感覚、たとえば子供のときに感じていた感覚にもどるともいえる訳ですが、喫煙者にとってそれがどういう事なのかを体感するのは困難です。

しかし科学的に禁煙後の人の体は一体どのように変化していくのでしょうか。
時系列で追ってみたいと思います。

まず、禁煙を開始してから最初の20分で、煙草によって狂わされていた血圧と心拍数が正常値に戻ります。
つまり煙草を吸っていた時というのは一服吸うごとに、心臓にわざわざ負担をかけていたようなものなのです。
また手や足の温度が正常値に戻り、48時間後には末梢神経が再成長を始めます。
つまり喫煙は、末端の神経をわざわざ鈍くさせて、一服吸うごとに細かい手作業ができないよう不器用に変化させていたようなものなのです。

3日目にはご飯が美味しく感じられるようになります。
これはどういうことかというと、喫煙するということはあえて体を不調にすることです。
風邪をひいているような状態なのです。
風邪をひいているときの食事がおいしくない状態と同じという訳です。

禁煙後一週間でアセチルコリンが復活して、やがて熟睡できるようになります。
喫煙によりニコチンを恒常的に摂取していると、脳内のアセチルコリンの分泌量が変化し抑えられてしまいます。
アセチルコリンは脳内の覚醒を促す重要な物質です。
また喫煙者はそれまで熟睡できたと思っていたとしても、ニコチンによって機能が狂わされていたので、いくら睡眠しても体力が本当には回復していなかったのです。
またこのように、一週間ほどで脳内のアセチルコリンが復活すれば、もうニコチンは必要なくなります。

禁煙後2~3週間で循環機能が良くなり、心肺機能の回復率が30%上昇します。
1ヶ月後には咳、息切れが減少し、胸の繊毛が細発達して粘液が肺の浄化を助けます。
2ヶ月後にしてやっと全身を覆っていた疲労感が取れることになります。

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